炎に照らされるストーンヘンジ 五輪に合わ

スペイン国王フアン・カルロス1世(74)が復活祭の休暇中、アフリカのボツワナで狩猟旅行の高額接待を受けていたことが発覚、経済危機に苦しむ国民の批判を浴びている. 旅行中に腰の骨を折ったことから国民の知るところとなった. 国王は18日、「私の誤りで申し訳ない」と謝罪した. スペインからの報道によると、国王を接待したとみられるのは、サウジアラビア王室の顧問を務める実業家. チャーター機や護衛などを合わせた旅行費は総額約25万ユーロ(約2600万円)との情報もある. スペイン王室は「公費は使われていない」としている. スペイン紙は、国王が2006年、ボツワナでゾウ狩りのツアーに参加した際の写真も掲載した. 今月初めには、国王の孫(13)が父親と射撃の練習中に自分の足を誤って撃って負傷する騒ぎがあったばかりで、王室への信頼が揺らいでいる. 野党からは「国王は公的責任を果たすか、王位を譲るか選ぶべきだ」(社会労働党マドリード支部書記長)との厳しい批判もある. (パリ=稲田信司). ロンドンから南西に約200キロにある世界遺産ストーンヘンジ」で10日、五輪開催に合わせた文化イベント、ファイアガーデンが行われた. 円状に並ぶ巨石群の内外に炎を使ったオブジェが置かれ、古代遺跡を照らした. 会場には約4千人が集まり、夕暮れとともに変わっていく風景を楽しんでいた. イベントは12日まで. (英ソールズベリー=樫山晃生). 28日の東京株式市場は、日経平均株価終値が前日より143円62銭(1.65%)高い8874円11銭だった. 終値では5月17日以来、約1カ月半ぶりの高値水準. 米経済指標が好調だったことから米景気の先行き不安が和らぎ、前日のニューヨーク市場が上昇した流れを引き継いだ. 東京証券取引所第1部上場の7割超の株式が値上がりし、ほぼ全面高の展開となった. ダウン 東証1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同13.33ポイント(1.79%)高い758.81. 出来高は17億株だった.