世界三大珍味のひとつを食べてきた

キャビア、トリュフと並び称される、 世界三大珍味のフォアグラを食べてきました. とは言ってもレストランで自分から選んだわけではなく、友人の結婚披露宴で出てきたんですけど. 金あるなアイツ. 写真を撮ってないんですけど、なんかこんな感じでした. 結婚おめでとう、M. ところで三大「美味」ではなく「珍味」なのがミソでして、独特の風味があり、食べてる途中で「あ、俺レバー苦手だった」ということを思い出しました. たとえばキャビアも魚卵ですから、イクラとかスジコとかカズノコが苦手な人はダメだそうですし、トリュフもクセがあるらしく、キノコ苦手な人は食べられないって言いますね. (評価が伝聞なのは高価ゆえ僕が食べたことないからだとお察しいただいてですね) 誠に現金なことに、上等のレバーは問題なく食べられるので、美味しく頂戴した次第です. しかし冷静に考えればこれほど残酷な食べ物もないですよ. フォアグラ( Wikipedia より) フォアグラ ( 仏 : Foie gras )は、必要以上にエサをたくさん与える( 強制給餌 /ガヴァージュ 仏: gavage/英: en:Force-feeding )ことにより、肝臓を形成する肝細胞に使われない脂肪が蓄積する過程で、どんどん肝臓の一部が脂肪に置き換えられていく状態「 脂肪肝 」を人工的に作り出したものである. 通常 ガチョウ または 鴨 が使用され、 世界三大珍味 の1つに数えられる食品である. ・・・脂肪肝ですってよ. だから、 フォアグラの生産はガチョウの強制給餌を伴うため、動物虐待に当たるとして生産や販売を禁止する動きが広がっている. そうです. でも、これはこれで立派な食文化ですし、家畜や家禽なんてどのみち人間のために改良された存在なので、あんまり文句つけるのもどうかと思うのです. ・・・もっとはっきり言いますと、たまに美味しいもの食べて幸せになれて、それで社会が平和になるなら、 ガチョウくらい虐待したっていいじゃねえか と. フォアグラ発祥の地、フランスの国民議会は、 フランスが世界でフォアグラの80%以上を生産していることを指摘し、保護すべき仏文化、料理の貴重な遺産であると宣言. カモやガチョウの強制肥育についても、他に方法はなく止むを得ないとして、擁護する姿勢を鮮明にした. だそうです. 僕も決してフォアグラが美味しかったから擁護するわけではありません. --- ちなみに動物虐待と聞くと、つい真逆の菜食主義が頭に浮かんでしまうのですが、 動物虐待どころではない、シャレでは済まない この方 も菜食主義者だったとか. 色々と待てやコラ、 って感じであります. 昨日 『クライマーズ・ハイ』 を地元のワーナーマイカルシネマズに見に行った時のこと. 作品内容からもそんなに込むことはないだろうと余裕を持って映画館に行ってみると凄い人だかり. そういえば忘れてました、先週『花より男子ファイナル』が公開されたばかりだということを. まぁ相変わらず映画館はこんなの久しぶりというくらいに込んでいましたが、ふと客層を見てみると 先週 とはちょっと違っていて、中学生の女の子が実に多いことに気がつきましたよ. こういう映画って主要ターゲットはやはり高校生以上だと思っていた私にはちょっと驚きでしたね. で私も当日券を手に入れるまで単に列に並ぶのもヒマだったのでその中学生の女の子たちを眺めていたのですが、中学生って高校生と違って基本的に4人一組が実に多いこと. しかもみんな映画館に来て映画を見ることが修学旅行や遠足のような一大イベントに参加するような表情になっているのが本当に面白かったです. 中にはイヤリングをして大人びた服装をしている割には映画館の勝手が分からず困り果てている娘たちや当日券を手に入れるまで大事に大事に前売り券を両手で握っている娘たちもいて、普段こういう年代の客層が映画館に大挙することがなかったのでとても新鮮でした. 本当にこの娘たちはこの映画を楽しみにしているんだろうなぁ~というのがよく分かりましたよ. 私も映画館通いを続けて11年になりますが、もう前売り券を買って当日まで大事に握り締めるようなことなどなくなってしまいましたからね. 前売り券=安く見れる券という図式しかない私が酷く汚れた大人になっているような気さえしましたよ. しかしそれにしても中学生から見たらやっぱり映画館って凄く大人な空間なんでしょうね. チケットを買うのも、チケットを買ったあとも、開場時間までの時間潰しもどうしたらいいのか困っている様子が実にかわいらしく思えるほどにピュアなんですもん. あの年頃の女の子ってちょっと小生意気なところもあったりして個人的にはちょっと不得手だったのですが、純粋に困っている様子を見るとなんか助けてあげたくなっちゃいましたよ. でもね、いざ助けてあげようと声を掛けると「映画館に一人で来ている男の人って淋しい人間だよね」とか「この人大丈夫なのかな」とか思っているような表情をされるのが心配なのも本音なんです. せめて「この人って映画館の常連さんなんだ」とか思ってくれれば優しいお兄さんの仮面を被って接してあげられるのですが・・・、どうも世間一般の映画館に一人で映画を見に来る人のイメージって淋しい人なんですよね. まぁ映画館に何人で来ようとも問題はないのですが、4人一組の中学生たちを見ているとチケットを買ったあと誰が誰の隣に座るかでちょいモメたりするんだろうな~と思いながら、上映時間が差し迫ったので中学生のことなど気にも留めずに劇場入りした私でした. ちなみに私の信条は「見たい映画は見たいときに見る」なので基本的に映画館には一人で行きます. 過去11年で誰かと映画を見に行った経験は片手で数えれるほどなんですが、みなさんはやっぱり映画館には誰かと行く派なんでしょうか? 深夜らじお@の映画館 はいつの日か映画館の常連さんと呼ばれたいです.