笠原の宿敵、やはり強かった 雪辱果たせず

第13日、テコンドー女子 準々決勝】 笠原は準々決勝で、北京大会優勝の呉静ギョク(ギョクは金へんに玉)に敗れた. 先に仕掛けたが、間合いを保つ相手の防御は堅い. 1ポイントも奪えず、鋭く速い蹴りを食らい続けた. 2年前のアジア大会決勝やアジア選手権でかなわなかった相手は、すべてで強さを増していた. 「自分のペースをつかめなかった. 経験が違った. 飛ぶのが苦手なテントウムシを掛け合わせる方法で、飛ばないテントウムシが誕生した. 開発に成功したのは、近畿中国四国農業研究センターと近畿と四国の各府県などでつくる研究グループ. 農作物の害虫アブラムシを食べる生物農薬として、近くメーカーが農林水産省に登録申請する. テントウムシは害虫アブラムシの天敵で農家にとっては宝だが、せっかく集めてハウスに放しても、飛んで逃げてしまうのが難点だった. 同センターの世古智一・主任研究員は、測定器を使って飛ぶのが苦手なナミテントウの個体を選び、交配する作業をコツコツ繰り返した. 1年間に交配できるのは7世代. 20~35世代目にようやく、てくてく歩くだけのテントウムシが生まれた. テニスの全豪オープン第13日は28日、メルボルン・パークで女子シングルス決勝があり、世界ランキング3位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が6―3、6―0で同4位のマリア・シャラポワ(ロシア)を破り、初優勝した. アザレンカは4大大会初制覇で、30日に発表される世界ランキングで1位に立つ. 優勝賞金は230万豪ドル(約1億9千万円).