隅田川「舟渡御」、54年ぶり復活 浅草で

東京・浅草で、三つの神輿(みこし)を船に乗せて隅田川をこぎ進める「舟渡御(ふなとぎょ)」が18日、54年ぶりに復活する. 勇壮な祭りで知られる三社祭(浅草神社例大祭)の700年の節目を記念し、三社祭とは別に設ける特別な催しだ. 氏子たちは思いを込め、往時の姿を再現する. 「まさかもう一度できるとは思わなかった. 感無量です」. 主催する浅草神社奉賛会長の鈴木秋雄さん(96)は感慨深く、舟渡御を待っている. 舟渡御が最後に行われた1958年には町会役員として船に乗った. 凍えるような寒さの中、隅田川沿いには大勢の見物人の顔が並び、盛大だった. それから半世紀以上. 「天気に恵まれ、事故なく無事に終わること. その責任感でいっぱい」 三社祭では現役最高齢の担ぎ手だ. 「会長が出るぞー」. 毎年、神輿が自宅の前にさしかかると、若い衆が道をあけ、かつぎ棒の先頭が用意される. その下に肩を入れ、威勢のいい掛け声の中、数分間、神輿を担ぐ. 下町の一角で繰り広げられる粋な晴れ舞台だ.

熊本城(熊本市中央区)の桜が盛りを迎えている. 1日はほぼ満開となり、大勢の花見客でにぎわった. 周辺の桜はソメイヨシノやヒゴザクラなど800本余り. 熊本城総合事務所によると、例年3月下旬に満開となるが、今年は少し遅れたという. 城内の広場ではあちこちにシートが敷かれ、家族連れや仲間同士で花見を楽しんでいた. 会社の同僚らと来ていた熊本市北区の会社員西村慎吾さん(30)は「昇進と市の政令指定都市移行のお祝いです」と盛り上がっていた. 第一三共ヘルスケアは、通信販売事業に参入し、第1弾として専用のスキンケア化粧品シリーズ「ダーマエナジー」を発売した. 洗顔料や化粧水など4製品で、2980~6800円(税込み). 肌を若々しく保つために重要な5種類のビタミンを配合. 製薬技術を生かして、肌への浸透性を高めたという. 電話(0120・13・2844)やウェブサイト(http://www.derma-energy.jp/)で購入できる.