美白効果あった? 修理中の高松塚壁画を公開

第2日、サッカー女子 日本0―0スウェーデン】 前半13分、相手陣でボールを持った沢から縦パスが入って、宮間が短いタッチでつなぐ. 大儀見が反転しながら左足で狙った. 日本が、ようやく持ち味の細かいつなぎからシュート場面をつくった. 大儀見は後半も惜しいシュートが続く. W杯後に結婚して永里から姓が変わったFW. 「ゴールが最大の目的」と話していた通りの積極性で攻撃を引っ張った. 飛鳥美人」で知られる奈良県明日香村の高松塚古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)の国宝壁画が21日で発見から丸40年を迎えるのに合わせ、文化庁は14日、修理中の壁画を村内の施設で報道陣に公開した. クリーニングで汚れは全体的に薄くなったが、まだ5年以上かかるという. 2007年4~8月の石室解体後、西壁女子群像(飛鳥美人)や白虎(びゃっこ)、玄武(げんぶ)が描かれたものなど計16枚の石材が置かれた作業室内が公開されるのは4年ぶり. これまでの作業は絵のない余白部分が対象で、カビと細菌が混じった茶色っぽい「ゲル」や黒カビの痕跡などがかなり除去でき、全体的に白っぽくなった. 色が薄くなったように見えるが、表面が乾燥しているためという. 作業は、文化庁の委託を受けた美術工芸品専門の修理技術者約20人が担当. 海藻が原料のフノリで汚れを浮き出させたり、紫外線レーザーで分解したりして除去作業を続ける. ただ、汚れが下地の漆喰(しっくい)の奥まで達し、完全には除去できないものもある.