北朝鮮、核実験自制要求に反発 開発続ける

北朝鮮外務省の報道官は6日、国連安全保障理事会常任理事国5カ国が3日に北朝鮮に核実験の自制などを求める共同声明を出したことに対し、「自主権の侵害だ」と非難し、今後も核開発などを続ける姿勢を示した. 朝鮮中央通信が伝えた. 報道官は「米国が原爆で我々を威嚇していた時代は永遠に過ぎ去った」としたうえで、「自衛的な核抑止力に基づいて国の自主権を守り、平和的な宇宙開発と原子力工業の発展を力強く推進する」などと強調. 北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」としている長距離弾道ミサイルの発射実験についても続ける姿勢を示した. 安保理常任理事国はウィーンで開かれている核不拡散条約(NPT)再検討会議の準備委員会で、共同声明を発表していた. (ソウル=貝瀬秋彦). 15日の東京株式市場は、日経平均株価が値下がりしている. 午後1時時点の日経平均は、前日の終値に比べて59円53銭安い8870円35銭. 取引開始直後には、外国為替市場で円高傾向が一服しているのを好感し、一時30円近く値上がりした. その後は、利益を確定しようと、内需関連株を中心に売り注文が優勢になっている. 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、午後1時時点で前日の終値に比べて5.78ポイント低い.