安倍首相、積極的平和主義を強調 カンボジ

来年2月のソチ五輪代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケート全日本選手権が21日、さいたま市さいたまスーパーアリーナで開幕する. 男女とも各3枠を巡って激しい戦いが繰り広げられそうだ. ソチ五輪特集ページ 20日は選手が試合会場で氷の感触を確かめた. 男子は羽生結弦(ANA)、高橋大輔(関大大学院)、織田信成(同)、町田樹(関大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、無良崇人(岡山国際スケートリンク)の有力選手が同時に練習. 次々と4回転ジャンプを決めた. その中で、11月26日に右すねを痛めてグランプリファイナルを棄権した高橋は4回転で何度も転んだ. 「痛みがあるし、100%の練習ができなかった. 不安はかなりある」. 負傷後5日間、氷に乗らず、ジャンプ練習を始めたのも10日ほど前だという. 女子はショートプログラム(SP)を変更した村上佳菜子(中京大)が連続3回転ジャンプを決め、「滑りやすい」と復調の手応えを口にした. 浅田真央(中京大)、鈴木明子(邦和スポーツランド)、宮原知子(大阪・関大高)は「ジャンプがいい」. 安藤美姫(新横浜プリンスク)も連続3回転ジャンプを跳び、「調子は悪くない」とうなずいた. (後藤太輔) ▼滑走順決まる 21日にある男子SPは町田が18番、無良が19番、織田が21番、羽生が25番、高橋が26番、小塚が27番となった. 22日にある女子SPは宮原が19番、今井遥(ムサシノク)が24番、安藤が25番、浅田が26番、村上が29番、鈴木が最終30番で滑る. 池尻和生、プノンペン=星野典久、大野良祐】安倍晋三首相は16日、カンボジアプノンペンでフン・セン首相と会談した. 両首脳はカンボジアの国連平和維持活動(PKO)を日本側が支援し、日本の医療制度・技術をカンボジアの保健医療の向上に生かすことで一致. カンボジア和平以降の協力関係の強化をうたった共同声明を発表した. ■PKO指南、医療協力も合意 両政府は自衛官などの専門家をカンボジアに派遣し、PKOをめぐる教育や訓練などを提供するための協定に署名. 治療費の自己負担を抑える医療保険制度や、先進的な医薬品・医療機器の導入で協力する内容の覚書も交わした.