韓国大使にツイッターインタビュー 6日午

日本人の遺骨返還などをめぐって29日に北京で開かれる日本と北朝鮮の予備協議で、日本側が拉致問題を本協議の議題とするよう求める方針を打ち出していることについて、北朝鮮朝鮮中央通信は16日、「会談の趣旨とまったく違う動きを見せている」と日本を非難した. 予備協議を前に日本側を揺さぶり、交渉の主導権を握る狙いがあるとみられる. 同通信は論評で、9、10両日に開かれた日朝赤十字の会合は遺骨返還問題に関するものだったと強調. そのうえで、日朝両政府による予備協議開催の発表にあたり、日本側が本協議で拉致問題を提起する意向を示したことなどに触れ、「日本政府が遺骨問題の解決に心から取り組んでいないことを示している. 自ら会談の雰囲気を曇らせている」と批判した. さらに「日本が人道問題を政治化して得るものは何もない」と指摘. その結果の責任は、全面的に日本政府がとらなければならないと警告した. ただ、日本からの経済支援などを期待する北朝鮮側にも、遺骨問題を日朝交渉の進展につなげたいとの思惑がある. 北朝鮮に詳しい関係筋は「駆け引きの一環だろう. 実際に協議してみないと、どんな態度を取るかは分からない」と話している. (ソウル=貝瀬秋彦). エジプト大統領選の決選投票(6月16、17日投票)に、ムバラク政権で最後の首相を務めたアフマド・シャフィーク氏(70)が進出することへの抗議デモが28日夜、カイロ中心部タハリール広場であり、若者を中心に千人以上が集まった. カイロ西部では同氏の選挙事務所が襲撃、放火され一部が焼けた. 死傷者はいなかった. 元空軍司令官のシャフィーク氏は、同じ空軍出身のムバラク前大統領の側近だった. 選挙戦では「革命は終わった. 日常に帰れ」「革命は何ももたらさなかった」と演説した. 体制の変化を望まない世俗保守派や、イスラム団体ムスリム同胞団の伸長を望まないキリスト教徒の一部の支持を集め、第1回投票で同胞団のムハンマド・ムルシ氏(60)に次いで2位となった. 朝日新聞ツイッターの公式アカウント「朝日新聞霞クラブ」(@asahi_gaikou)で6日午後3時から、韓国の申ガク秀(シン・ガクス=ガクは王へんに玉)駐日大使に公開インタビューを行います. テーマは「これからの日韓関係」. ツイッターのタイムライン(TL)上でやりとりを読むことができます. ツイッター公式アカウント「朝日新聞霞クラブ」はこちら.