大相撲放送中継、中止へ

1958年から53年間続いてきたNHKによる大相撲中継が、来週から始まる名古屋場所では見送られることが決定してしまいました. 昨今の野球賭博問題などによる日本相撲協会の対応の甘さもあってか、NHKに寄せられた電話やメール1万2600件のうち、68%が中継反対だったそうで、実際に計算してみるとその数は8658件. ハンパねぇ~数字ですよ. とは言っても中継を中止するだけで名古屋場所開催中は毎日午後6時から取り組みだけのダイジェスト版が放送されるそうで、一応日本全国に散らばる相撲ファンに配慮はされた形に落ち着いたという感じです. ただNHKの福地会長も仰っていましたが、秋場所以降の中継に関しては本当に日本相撲協会次第. NHKとしては相撲は日本の国技ですから中継はしたいが、TV局である以上視聴者感情を踏まえての今回の決断だっただけに、これが秋場所以降も続くということは日本相撲協会が更正するどころか、逆に悪化の一途を辿っているという現れ. 本当に日本相撲協会にはしっかりしていただきたいものなんですが、ただ最近の協会理事たちの会見を見ると、今の理事たちでは期待はできないと思うんですよね. 特にそれが顕著に現れているのが日本相撲協会のトップであるはずの武蔵川理事長ですよ. この間の謝罪会見にしても、頭を下げている時間が極めて短いこと. しかも他の理事たちがまだ頭を上げきっていない段階から、一人勝手に座り始めるんですから. 旧山一證券に代表されるように、謝罪会見では長くて10秒、短くても5秒は頭を下げ続けるのが一般的な常識. しかも他の幹部と一緒に頭を上げてから座るのも常識. なのに、あの武蔵川理事長の自分勝手な、反省の「は」の字もないような態度を見ると、今の体制で日本相撲協会が立ち直ることは事実上不可能でしょう. ですから個人的には武蔵川理事長には今回の野球賭博問題を収拾できなかった責任を取るという建前で是非理事長の役職からも、そして理事という役職からも退いてほしいですよ. 何かまるで天下り日本郵便の鍋倉社長みたいに、親方日の丸でやっておけば何事も大丈夫と思っていそうな感じがして、根っこから問題を解決してくれそうな気が全くしませんから. 深夜らじお@の映画館 は外部の人間が日本相撲協会の理事長を務めるべきだと思います. これは(恋)の物語. (恋をしたくなる)物語. 恋をした人なら誰でも共感できる、スウィート&ビターで楽しくて切なくて苦しくて、でもかわいらしく思えるラブストーリー. しかも終始男目線で描かれている以上に、サマーを演じるズーイー・デシャネルのかわいらしさに惚れてしまうやろが! と思えるラブストーリー. ですから最近恋をしていない男性諸君にこそ是非見ていただきたいと思える映画でしたよ. 『猟奇的な彼女』 のキョヌのように運命の恋を信じるトムが、真実の恋など信じないサマーという女性に一目惚れをし、サマーとエレベーターの中で共通の音楽の話で初めて会話したことで夢中になり、でもサマーとの関係をはっきりさせれないことに苦しみ自暴自棄になってもやっぱりサマーのことが忘れられなくてという様を、数々のエピソードを時間経過をバラバラにしながらも、かわいらしく見せてくれるこの映画. 特にトムとサマーがIKEAで展示家具を用いて夫婦ごっこをしたり、トムがサマーの腕に自分が考える街のデッサンを描くシーンを始めとして、トムがサマーとコピー機の前でキスし、サマーといろんな場所ででデートし、サマーと公園で「ペ○ス」と叫び、サマーと高台のベンチで建物を眺め、サマーと友人の結婚式で一緒に踊るなど、どのエピも等身大で普通っぽくて、でもどれも実行に移してみたくなるほどかわいらしいんですよね. しかもこのサマーを演じるズ―イー・デシャネルがハンパねぇ! ほど、かわいらしいこと. 特にカラオケエピでの彼女のリボンで結ばれたポニテは最高です. 今までリボンを付けてかわいく見えるなんて幼女と二次元美少女だけだと思っていただけに、あのかわいらしさにポニテ好きの私はもちろんノックダウン寸前でしたよ. たまんねぇ! またそんなサマーだけでなく、恋に一喜一憂するトムも同じ男性としてはかわいらしくも思えてしまうんですよね. だって気になる女の子との距離が一気に縮まれば、鏡に映る自分がハン・ソロに見えるのも、街行く人達の服装が全てサマーが着ていたのと同じ色に見えるのも凄く分かります! 冬なのに自分だけは春のような気持ち、分かります! でもその一方でサマーと恋人関係になれないがために苦しむ姿もこれまた共感できてしまうんですよね. 特に彼女にパーティに誘われるくだりを期待エピと現実エピを画面分割で見せるくだりなど、笑っちゃうけど痛いほどあの気持ちが手に取るように分かっちゃうんです. 始めは期待というか予想通りなのに、どんどん開いていく期待と現実の溝. 目の前には彼女の見たくない他の男性との幸せエピソードの数々. あれを笑えてしまったのも私も似たような経験があるからで、あの苦しみ、あの切なさは本当に辛いですよ. まぁ私の場合は恋した女性に彼氏ができた時期と私がその女性を気になりだした時期がほぼ同時、つまり不幸にも私は幸せ絶頂期の彼女に恋をしちゃった訳で、彼女の幸せを考えると気持ちすら伝えることができませんでしたというだけなんですけどね. ですから思い出の公園の高台でトムが必死にサマーの幸せを願おうと努力するトムの気持ちもよく分かるんです. 初夏なのに自分だけは凄く涼しすぎる風が吹いているようなあの淋しさが辛いほど分かっちゃうんです. 多分トムが 『猟奇的な彼女』 のキョヌのように彼女に接していたら、カラオケの帰りに友達としてではなく女性として好きだと言えていたら、サマーとの関係は500日以上続いたのかも知れません. でもトムが運命の恋を信じるきっかけとなった『卒業』のラストシーンを見て運命の恋など信じないサマーが涙を流したように、運命は努力した人にしか偶然という橋を架けてくれないんですよね. 恋の努力が足りなかったトムには偶然という橋を架けてくれなかったんですよね. でもだからこそ、その努力をしてみようと一歩踏み出してみるラストのトムはちょっと格好よく見えました. しかも最後に登場した女性の名前、これがいいですよね. サマーとの(500)日をステキな思い出にするためにも始まる、オータムとの新たな(500)日. あれこそ運命と呼ぶべきものなんでしょう. ただ改めて思うとサマーもまたトムにとっては運命の女性だと思いました. だってトムはサマーと出会って恋に落ちたことで人生をいい方向に向けることができたのですから. となれば片思いや両思い問わず、恋をした相手が全て「運命のひと」なのかも知れませんね. そう思うとポニテリボンの似合う女の子と恋をしたくなりましたよってポニテリボン限定かい! 深夜らじお@の映画館 はどんなに困っても身内の小学生女子に恋愛相談はしません. プリンス オブ ペルシャ 忘却の砂』は6